生活する中で“モヤモヤ”する事ってありませんか?
また断れなかった
思うようにいかなかった
自分のせいにされた
つまりモヤモヤとは納得できず我慢している状態。
私は、モヤモヤしたときって学びに繋げられるチャンスだと思うんです。
モヤモヤの正体を詳しく考えてみたいと思います。
目次
モヤモヤのパターンは2種類ある
人ってモヤモヤすると心がイエローカードを出していて、自分が納得していない事になっていると判断しているのです。
心がそう判断しているなら自分にとって気掛かりで大切な事なのできちんと明確にした方がいいです。
そしてモヤモヤには2つのパターンがあります。
- 納得いかない結果に明らかに心残りで明らかにモヤモヤするパターン
- 自覚が薄くモヤモヤしてても“まぁいいか”や“仕方ないか”と受け流すパターン
1は、理由は明確ですが心が動揺しているので逆にモヤモヤを解消させるために必死になりすぎる事で見落としてしまうものが出てくる事に注意が必要です。
前回の私の話でいうと、息子の泣き虫姿にイライラしてしまい「なんでそうなの?」と相手に求めても相手の気持への配慮が欠けるので気を付けましょう。
2の怖いところは、子供の頃からいつも同じモヤモヤを繰り返していると慣れてしまうのでモヤモヤ言っている事も自分では気付きにくいのです。
けれど、頭では大体分かっているんです、自分っていっつもこうなんだよなーっていう感覚。
私の例を一つ出すと、嫌な事を言われて嫌な気持ちになっても考えないようにする事が身についてしまい、流すのは上手いけど必要な時に言い返せない。
これを繰り返すと、嫌なのに相手のペースに知らずしらず合わせてしまったり、相手から舐められたりする事になります。
当時の私にとっては、舐められたり馬鹿にされる事より、自分の気持ちを感じないようにする事の方が重要だったからです。
このように、今の自分には大した事ないモヤモヤは軽視してしまうので向き合わずに過ごし、小さな問題が積み重なっていきます。
私にとって大事なのは“嫌だな”と感じた自分の気持ちに目を伏せずに表現できる自分になる事でした。
それって当たり前の事なんじゃ?
嫌な気持ちに蓋をしている人にとって、不快感を自覚するのは凄く負担になるんですね。
根本的な自分の問題が解決してないので、違う場面で結局同じ問題に出くわします。もう負のループ。
その場だけのモヤモヤなら大きな心で受け流すのもいいですが“いつものこのモヤモヤ”は向き合った方がいいです。
このように、無自覚のモヤモヤが今すぐ何か起こる訳ではありませんが慣れてしまっていないか気を付けるようにしましょう。
気付かない“モヤモヤ”を自覚するためには?
私が不快感を自覚しないようにする癖は、子供の頃から当たり前にやっていた事なので自覚が無いんです。
他の例えは“人より優位に立ちたい”と思う癖がある人は、咄嗟に相手の評価を落とす言い回しになってしまう事に自覚がなかったり。
また“人から嫌われたくない”と思う癖がある人は、相手に合わせすぎて他人に振り回されている事に自覚がなかったり。
“知らない事を恥ずかしい”と思う癖がある人は、知っている事をひけらかした態度をしている事に自覚が無いのです。
正確には、自覚はあるけど反射的にやってしまうので自分の意志とは違う望んでいない結果になる行動をしてしまいます。
「また合わせすぎて振り回されてしまった」「また嫌な言い方をしてしまった」ような時は“いつも同じモヤモヤ”を感じています。
振り回されてしまうのも、嫌な言い方になってしまうのも理由があるのです。
そのモヤモヤした時に何を感じていたのか、なぜやってしまったのかを書き出したり意識したりして心のイエローカードを自覚する方法があります。
客観的に書き出す訳ですね。
そうするうちに、またやってしまいそうになったときにひと息ついて行動する選択肢が増えてきます。
いつも同じような事で喧嘩してしまう。
いつも同じような所で躓いてしまう。
いつも同じ事でイライラしてしまう。
そんな時にひと息ついて、一歩引いて物事を捉えて考えて判断出来るようになると今までとは違う結果になります。
このように“モヤモヤ”に気付く機会は沢山あるんですがその時に向き合わなければ、失敗が積もって大きな災難に繋がってしまいます。
自分の失敗した態度の積み重ねで災難がふりかかった時にも自覚する機会があります。
“モヤモヤ”と向き合う心得
また同じような喧嘩をした、また同じような事で怒ってしまった時に「自分も悪かったけど相手も悪い」と思ってるようではまた同じ事を繰り返します。
相手が悪かった事にしがみつくと自分が変わる必要が無いから変われない、相手が悪い事は今はどーでもいいことなのです。
人から舐められるのが嫌だから優しい人としか関わらないのは目先の対処ですよね。それも大切ですが、自分が変わることも大切です。
私は苦手な自己主張の練習をしたら、周囲の反応が今までと変わったので、自分が変わると周囲が変わるんだと感じることが出来ました。
私が“モヤモヤ”に悩んで向き合って努力も大変だったけど向き合ってよかったと思えた結果になりました。
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まとめ
気を付ける事は、今の自分が目先の態度になっていないか、自分が納得できる“結果”に繋がる態度ができているかの確認を時々でもすることです。
そうすることで、客観的な視点が増え自分がどう行動するべきか判断が増えますし、結果もこれまでと違うものになります。
以上の事から、心のモヤモヤを逃げずにきちんと向き合う時間を作ってみるのは大事だと思っています。
モヤモヤしたときは、自分の今までの振る舞いや行動を一度思い返してみましょう。
ありがとうございました。