✼子どもに合った関わりがしたい/その子の自尊心の見つけ方

小さい子どもの自尊心の把握はっきりと難しいのですが、4歳位でその子の感情の揺さぶられるパターンが大体決まってくるなーという感じがします。

どんな時に感情がいつもと違う揺さぶられかたをしているかで、その子の自尊心がどんなものかなんとなーく分かってきます。

子どもの自尊心がわかると、日々の関わりで気を付けれるポイントや声掛けのコツが分かります。

今回は子どもの自尊心の見つけ方を、娘の例をあげて紹介していきます。

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心が揺さぶられている時はどんなとき?

うちの娘(6)は保育園では、いつも元気なニコニコ笑顔で優しい娘らしく、家でもいつも元気で素直ですがたまに凄く怒ったり涙が止まらない時があります。

そして先日も、転けた後にずーーっと泣いていました。30分近くは泣いていたかもしれませんが、何を聞いても首を横に振って何も教えてくれません。

けれど痛いだけで30分泣くタイプじゃないので理由を知りたくてなんとか話を聞きだしました。

「転けた時にママが笑ったのが悲しかった」

ガガーン!!!でした。まさか自分が娘をここまで泣かせていたなんて。

こんなに泣くなんて子どもは転けるって大変な事なんやね。ママは子どもはよく転けるもんやと思って何とも思ってなかった、笑ってごめんね。

ところで保育園で転けた時は皆は笑わないの?どうしてるの?と聞いてみたら、保育園では皆転けた子を大丈夫?って心配するらしいです。

そうですか、大人なのにはしたなくてごめんね、という気持ちになり、娘も涙が止まっていましたがここで気付いたことがありました。

いやちょっと待って、さっきママ笑ってないよ。穴に躓いたんやなーって見てただけやで。

娘も「え!?!?!?」という感じでした。

結局は娘さんの勘違いだったんですか、良かったですね!

まぁ勘違いなんて誰でもあるし仕方がないわね。

問題なのは勘違いより、普段切り替えの早い娘が私に笑われたからってここまで泣き続けていた事です。

思い返してみたら転ける前に「今からママに凄いって思われることしまーす!」と張り切って走り始めて、そして穴に躓いて転けていました。

私はあちゃーコケたー!くらいにしか思ってなかったのに娘には、私に笑われた(=馬鹿にされた)と見えていたようです。

実際保育園で皆は大丈夫?と心配し合うのも娘の思い込みの可能性もあるけど、そのくらい安心出来ているという事ですね。

(もしかして私みたいに笑うタイプのお友達もいるかもしれないし)

ここまでの不安な感情の揺さぶられ、この子の自尊心はこの辺にあるんだなと何となく把握できました。

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これまでの事も思い返してみる

第一子に娘が産まれて、新生児の時から成長ひとつひとつが新鮮で“わぁ〜、凄い!可愛いっ!”心からそう思って娘に向かって口に出していました。

お子さんがいたら共感してくれる方もいるかもしれませんが、我が子ってこんなに可愛いものなんだとビックリするくらい日々娘に夢中でした。

可愛すぎて注目を受けまくって育ち、バカにされたと思い込むほど人の目に囚われているという事かもしれませんよね。

更に思い返してみると今まで泣いたり怒ったりした時にはやっぱり「ママが自分を笑った」が多くあるのを思い出しました。

息子がグズって私が困っている時は大荷物の時、頼まなくても荷物持とうか?と気を遣ってくれたりと頼もしいタイプだと保育園からも言われたり。

私を助けるために色々張り切って動いてくれることが多く、とにかく娘は私の味方になってくれます。

ちなみに私が子どもの頃は、母に褒められたいとか母が大変そうだな、等々に気付いたこともなくのうのうと育ちました。

娘が頼もしいのも、褒められたいとか人からの評価を気にしての行動なのかもしれませんし、そのため人の為に動くのは好きな方だと感じます。

私は人にはたらきかける感覚を学ぶ事なく生きてしまいましたが、娘は人に見られる事が大好きなのもあり人にはたらきかける行動力も身につきました。

その反面、人目が気になり過ぎてしまうという部分も出てきます。

同じ人目を気にするのにも気に仕方が人それぞれ違うので、人目を気にしてるタイプの子でも“何で人目が気になるのか”を具体的に考えるのが大切です。

褒められたいのか、怒られたくないからなのか、嫌われたくないからなのかなどなど、人それぞれの行動の動機を把握できると受け取り方が変わり、関わり方が変わってきます。

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振り返って終わりではなくこれからの日々の関わりに繋げる

更に娘は“凄い自分”に拘るところがあるので心配になり話をしました。

私「ママは、凄い娘も凄くない娘もどっちも大好きなんやで、知ってた?」

娘「え?そうなん?なんで凄くないのに好きなん?」

私「失敗して凄くなくても、頑張ってるところが好きやねん。頑張ってる所を可愛いなーって思うねん」

娘「へぇー」

私「お母さんやから、凄いところも凄くないところも大好きやねん!」(段々何言うてるか分からなくなる)

娘「うん」

どこまで伝わったかわかりませんが、とりあえずその場の娘の気持ちは収まりました。

(訳わからんしもういいわ、となったか)

すっ、少なくとも熱意だけは伝わってるはずです!

“凄い自分”に拘れる事はとても凄いけど、ママはどんな娘も大事だよ、と伝えたかったんですけどね。

娘の気持ちと行動は尊重していきたいし、人の力になって動いてくれる所は感謝していますし、素晴らしい所だと思っています。

私は娘から信頼されたいので、娘が拘っているところに私も配慮して関わっていこうと思えるきっかけになりました。

このように、具体的に考える事で自分自身の日々の関わりの意識も変わってきます。

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まとめ

やっぱり日頃の態度と行動が積み重なっていくものが信頼に繋るのだと思っています。

私は、気付いたことは日々の生活の中で意識できるようにしたいと思います。

子どもの自尊心を理解するために、人の心はどんな自尊心があるのかを知れる心理学的を参考にしました。

自尊心が分かればその人の思考から失敗に陥りやすいパターンや性格を生かしたまま目指す人柄が、おおかた予想が付きます。

その記事の《エニアグラム心理学で人間の自尊心が分かる》更新しました。

知りたい方は是非コメントください!

多ければまた載せていきたいと思ってます!

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