自分らしさとは“今の自分の姿そのもの”だと思っています。大切なのは、自分らしさの自覚を増やす事。
自分らしさが分からないと感じる人は、自分の事を知らないだけで、自分を知っていく事で自分らしさが必ず出てきます。
また、生活していく上で自分を抑えて周囲に合わせなければいけなかった環境だった可能性もあり、ありのままの自分には価値が無いと感じます。
けれども、自分らしく過ごした方が自分の才能を生かせるし、人にも寛大になれます。つまり、生きやすいという事に繋がります。
今回は、自分らしさについてのお話です。
目次
自分らしさは過去の自分を辿ると見える
まず、自分らしさの見つけ方はこれまでの自分を振り返ってみてください。
心が振るえるような事はなんですか?楽しい事、恐れているもの、etc。
忘れかけてた小さな振るえも大切です。そいえばあの頃夢中になっていた事、得意気だった自分や、嫌だった事も悲しかったことも。
“そいえばあの頃”の事は、大抵の場合は今も残っている自分らしさです。そいえば人から言われる事が多かった事も思い出してみるのもアリ。
みなさんは自分らしく生きていますか?
時間と手間暇を掛けて出来上がった姿で堂々とショーケースに並ぶときが自分らしく感じるなぁ。
私はリラックスコーヒータイムを提供出来たときに、心にグッとくるものがあるの。
ケーキくんやコーヒーさんのように心から感動しているようなポジティブな表現だけではないので、分かりにくい自分らしさもあります。
「正論が大事」とハッキリ口にしてくれたら分かりやすいけど、本当に正論を大切にしている人は“正論が普通”だと思っているから自覚がありません。
けれども、もしかしたら正論に拘り過ぎて過去にトラブルになった事があるかもしれません。
私は、考えて決めた事は結構頑固にやるので人に合わせるタイプとは気付いてなかったけど、もっと辿れば“気持ち”はいつも人に合わせていました。
他の例を出すと、失敗するのが嫌で挑戦するのが臆病になっている人の場合は、成功する事を大切にしているのがその人らしさ。
人目に振り回されるのが疲れる、というのであれば人からの印象を大切にしているのがその人らしさ、ということになります。
また、お洒落が下手な人の欠点に気付きやすい人はお洒落が得意だし、掃除が上手い人は部屋のだらし無さに気が付くのがうまい。
このように、過去の自分を思い起こすと良い自分と悪い自分が出てきて、それも自分らしさです。
ネガティブな自分らしさも認める事で、自分の視野が広がるので、自分の世界が広がります。
、、、、自分の悪い所を認めるって大変そうね。
自分の悪い所だと自覚があるところはもう受け止めれているのですが、自分が正しいと強く思っている自分の事ほど、思い込みである可能性も強くなります。
自分への思い込みほど自分の可能性を絶対に狭めるので、どんな自分も自分だと認めるところからです。そうして次に繋げていきます。
あと忘れちゃいけないのが自分の悪いところを認めるというのは、短所を開き直るのとは違いますよ。
自分の結果は、自分に返ってきます。自分らしさは自分が引き受ける事です。認めて振り返る事で次に繋げていきます。
すぐ辿り着けるものではなくふと思い立つように感じます。用事をしている時や、人と話しているときなど。
考え続ける事よりも、気持ちを感じに出向く事が過去の自分と繋がり今の一番のリアルです。
自分らしくいる事を自分自身が受け入れられていない場合
これまで自分らしく過ごす事ができなかった人は、自分らしく過ごす事は駄目だと、自分らしく過ごしてしまうと人から受け入れてもらえないと感じる人もいるのではないでしょうか。
例えば私は、気持ちを主張するのが慎重なので、人との決め事の時には相手が良いと思っている方にしたい場合が多いです。
私の気持ちや意見は主張する程の価値が無いと思っていて、私の気持を主張してしまうと自分の価値が無くなってしまうと感じるのです。
そのため、自分の気持ちを自覚することも主張することも辞めて過ごしていました。
そして、主張する事を自分自身が認めていないから、自分を強く主張する人をみると理解が出来なくて、受け入れられないのです。
ようは、人の受け入れられない部分は自分自身の認められない弱い部分、隠そうとしている部分になるということです。
そのため、人への否定が多い人は自己否定も強いため本当は凄く余裕がなくてしんどい人。
自己否定が強い人は、受け入れられる人が少ないので孤独を感じやすいのです。
逆に自分らしさを受け入れられる人は、自分を認めているので人の事も受け入れられるほど心のゆとりもできて孤独感は少なくなります。
そして、心にゆとりがあるという事は自分らしさを発揮できるエネルギーにも溢れているという事です。
自分らしさを認めて受け入れると、人の事も受け入れられるし、自分の才能が発揮できることで自分の満足に繋がります。
一歩踏み出してみてほしいです。自分の世界が広がる事は必ず他の誰かの為にもなります。
自分でいられる事には感謝の気持ちを忘れずに
私は、20年以上前からピカチュウを可愛いと思って持ち物にピカチュウが多かったのに、ピカチュウの事を好きだと自覚したのは30歳過ぎです。
自分でもビックリ。周囲の人は私がピカチュウ好きだと知ってるのでプレゼントではよく貰っていました。
(私の事をピカチュウ好きだと思ってるんやな、くらいにしか思ってなかった)
それはやばすぎます(汗)
そのくらい自分の気持ちに自信を持てなくて臆病だったんだと思います。
こんなに頼りなく人に合わせて生きてきた私は、楽しみも怒りも悲しみも喜びも周りの人に助けられながら生きてきた事になります。
逆に私の頑固が発動した時にはテコでも動かなくなるのでその時もやはり周囲に合わせてもらっている事になります。
この手の事は、私だけに限らず全ての人に当てはまります。周囲ありきで自分が自分を通せるのです。
それに、自分らしく過ごす為には衝突することがあります。例え親しくても相手の発言や行動に不快感がある場合は相手を認められないですよね。
自分らしさVS自分らしさって事ね。
両者とも自分の価値観が大事だから譲れないのですね。
一時的な事なら仲直りして終われますが、これが長期的に噛み合わないと不仲になって関係が終わってしまう事もありえます。
そのくらい自分らしくを認め合う事は難しくて、そして人間関係では重要な事です。
周囲が合わせてくれるからこそ自分として過ごせて好きな事ができるので、それを自分の当たり前の権利だとは思わない事だと思います。
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まとめ
自分らしく過ごせる方が正しい訳でもなく、自分らしく過ごせていない事が悪い訳でもありません。
ただ、自分らしく過ごせていなかった人にこそ見える世界があり、その世界は自分らしく過ごせている人には見えない世界です。
その自分を強みとして受け入れられるのは、心のままの自分を認める事ができた時で、簡単な事ではありませんが少しずつ見えて感じる世界が変わってきます。
自分らしさに気付くと自然と感謝が湧き出てきて、大切な人を大切に出来る事で自分の幸せに繋がり、結果的に自分にも感謝してるのです。
ありがとうございました。