人が洗脳されることについて、自分は無いわ大丈夫だわ、と思っていましたが、いやいや他人事じゃ無いぞと思う出来事がありました。
ポケモン好きになって20年以上。私は初代ポケモンを愛して止まないのですが先日職場で私がポケモンの事で洗脳されかけました。
20年以上の自分のポケモンの常識が脅かされた出来事があり、その時の心理状況がどんなものか、また人の弱みの付け込まれ方についての記事です。
(興味があれば読んでください)
目次
人数的に不利だと動揺してしまい自信が無くなった
皆さんは、ポケモン詳しいですか?
職場に緑色のポケモンのぬいぐるみが飾ってあったんです。爬虫類みたいなやつ、草ポケモンの。
Aさんが「あ!これ知ってる〜、ゼニガメや〜」と言いました。Aさんは3歳下なので、私と同じ初代ポケモン世代のはず。
私は「え?それ本気で言ってんの?」と本気で聞き返しました。
Aさん「え?ちゃいます?ゼニガメでしょ?」と本気で言ってました。
そこへ、20代前半のBさんがきたので聞きました。
Bさん「知ってますよ、ゼニガメですよね?」
皆さんはゼニガメ分かりますか?水色の亀みたいなポケモン。
次も20代前半のCさんが来て「知ってますよ、これゼニガメ」と言いました。
しかも、その後もこのくだりがあと2回続きました。
私以外の皆がこの緑のポケモンをゼニガメだと言うんです。ゼニガメは水色の亀やで、コレ亀ちゃうやんって必死に訴えました。
けれど、皆の間違えを指摘しながらも私は明らかに動揺していて、心の底では自分の事を疑っていました。
私のように一旦頭で考えるタイプの人は思いがけない展開すぎると判断する時間も材料も無いため、自信が奪われてしまうのです。
意見が違う事を理解しようとすると自信が無くなってくる
圧倒的な敵の数に私は完全に自信を無くしました。
あれ?この子ゼニガメやったかな?フシギダネやと思ってたけど、、、混乱してきたわ。
結局、自信が無くなってきたので私が折れてこの緑の爬虫類みたいなポケモンはゼニガメだという結果で終わりました。
(他の子はきっとどっちでもいいと思ってる)
私はポケモン好きになって20年なんです、20代の小娘が束になってゼニガメと言った所で、どうってこと無いほどポケモンの知識があるんです。
職場のその人達は誰も羨まない知識ね。
それなのに自分を信じられませんでした。絶対フシギダネで合ってるのに、真剣に考えすぎて自分が間違っていたと本気で諦めるようになっていました。
それから数時間後“ゼニガメ”の持ち主がいたのでAさんが名前を確認してくれていました。
Aさん「あの緑の奴フシギダネやって(笑)」
私「そやろ?よかった!自信無くてさあ、聞いといてくれてありがとう!」
と、心底安心しました。(笑)
判断力が低下した時は一人で戻れない
やっぱり、真面目で自分の考えに自信がないタイプの人は洗脳されやすいですが、それ以外の人でも洗脳される事はあります。
自分の自尊心やモチベーションが低下して物事の良し悪しの区別つかない時に自分の弱みに付け込まれたら間違った判断をする可能性は誰でもあり得ます。
自分は疑い深い、強いから騙されない、等思いますが、自分の状況によってどんな判断をするかのコントロールは出来ません。
コントロールできなくなってからでは遅いので、人に頼って目を覚まさせてくれる人がいるのが理想だとは思います。
それか、自分で痛い目を見て目が覚めるか、ですよね。
まとめ
今回の内容だけにネタで終わりですが、この時の判断力の低下具合は危険な事を実感。何をしでかすか分からなくなる前にどこかで気付けたらいいですが。
自分は洗脳されるタイプではないと思っていたけど、ほんとうは洗脳されるタイプでした。
(やっぱりと言うべきか)
真面目っていうか、自信の無さですかね。自信がないから真面目に考える部分に付け込まれると、フラフラ〜っと行くかもしれません。
いやほんと怖かったです。他人事ではないです。