✼自分や人を信用できず孤独を感じていた人が、孤独から抜け出した方法

何だかどこにいても気持ちが落ち着かない

いつも気を張って、心が休まる場所がない

こんな風に感じるあなたは孤独を感じていて、自覚が無くても毎日生きるだけで大変ではないですか?

「孤独」をテーマにした書物は沢山あり、私なんかが孤独を語るには孤独が足りないのでは?という自覚もあります。

けれども、孤独にのまれきれていない、言うならば“半孤独”だからこそ落ち着いて捉えられて見える事もあります。

今回は、私からみた“孤独”についての記事にして、孤独と向き合いたいと思っている人の参考になればいいなと思います。

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自分が孤独を感じる場面とは?

まず孤独というのは「自分は一人である」と感じる心理状態のこと。一人を感じる場面は人によって違います。

“物理的に一人”なのか“人といても一人なのか”の2つに分かれてきます。

  • 物理的に一人…自分一人しかこの場にいない寂しさ。
  • 人といても一人…人といても虚しさがある。誰からも理解されない辛さ。人と心が通わせられない寂しさ。

私が感じていた孤独は後者の方の“人といても一人”の方です。

心の虚しさを“こんなもんだ”や“気にしすぎ”と目を伏せて考えないようにしていました。

場に馴染めないのは思い込み、誰も私のこと気にしてないし、皆は楽しめたらそれでいいんだし私もそうならなきゃ、そんな感覚でした。

そしてこの場面こそが孤独を感じていた場面。

この場で自分だけ違うと思って劣等感があるから孤独を感じてしまっていたのです。

このように“人といるのに一人”という孤独感は、嫌がらせやDVでは無い限り自分自身の問題なのだと思います。

私の場合、人といるのに一人ぼっちで楽しめない、劣等感を感じている自分が自意識過剰で格好悪い。

プライドからそう思ってしまい孤独感から目を背けて過ごしました。

今思うと本当に自分に合わない苦手な環境に身を置きながら、自分が無能だ自分が無能だと自分を責めて一人ぼっちになっていました。

確かに、そこの環境で無能なことには違い無いと今でも思います。

けれど、この状況が自分に合わない事を認められず、ずっと無理をして合わせて過ごしている事に気付きました。

この事から、自分に合わない環境やこれまでの積み重なったものから“劣等感”や“自己否定”が孤独感に繋がるのだと感じました。

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自己否定や劣等感、合う合わないを見直す

楽しめないのは自分の考え過ぎや能力が低いから。

自分が変われば何とかなる。

そう思いとにかく自分の出来の悪さを見直してかなりの努力をしたので、今はその場で一人ぼっちだという感覚は無くなりました。

すると、いつの間にか自分が納得できるところまでの自分になっていたのです。

じゃあ楽しい?と自分に問うと

「嫌な訳じゃないけど、めっちゃ楽しい訳でもない」

という答になるので、じゃあ合ってないんだなと初めての判断に踏み切ってみました。

今思えば、自分の事が分かってなさすぎて“向き不向き”や“好き嫌い”の自覚もない状態。

わざわざ劣等感を感じるような苦手分野に突っ込んでいっていたなという事に気付きました。

自分なんてどうせ出来ない。だから出来るようにならないといけない

その思いで自分の駄目だと思っている部分が向上するようにとにかく頑張りました。

その結果、自分でいる事に納得ができるようになり、劣等感や自己否定の必要が薄まっていたのです。

その頃から、孤独感の受け取り方が変わっていました。

今までと受け取り方をかえて、自分には合っていないと思い切ると孤独感と向き合う事になりました。

私が求めているのは心が喜ぶ事です。

「嫌な訳じゃないけど、めっちゃ楽しい訳でもない」から今のままでもいいか。

これが環境を変えない為の言い訳になっていました。

友達、家族、職場、自分との関係を認めないと次には進めません。

この事から、自己否定や劣等感をひたすら見つめ直す努力をする事は孤独感から抜け出す手段の一つだと実感しました。

自分の悪い部分ばかりが目につき、孤独を感じ続け自尊心が傷付きまくって心がズタボロだった10年間だった気がします。(正確には12年間)

案外、しんどい真っ只中のその時には自覚が出来ないものなのかもしれないわね。

そして、孤独感から抜け出したらもう孤独感が来ることはないのか、もう克服したのか、というとそんな事はありません。

もともと劣等感や自己否定を感じやすい自身の問題があります。

何かのきっかけで劣等感や自己否定を感じてしまう場面では、やはり孤独感が出てくる事になると思います。

自分と人を比べて、自分自身を否定しまうとキリがありません

その人にはその人の、あなたにはあなたの良さがあり自分の良さに目を向けられていないのです。

長い間自分の良さに目を向けられていなかった人が、急に自分の良さには気付けません

視点を変えたり感性を変えるような行動をして自分の感覚を変化させる事が大切です。

同じ視点や感性のままだと、同じ自分を繰り返しているだけなので孤独がついてまわってきてしまいます。

孤独を感じた事に気付き、自分はどうなりたくて自己否定や劣等感を感じているのか、自分に聞いてみてください。

もしかしたら私のように、なりたい訳ではなく出来ない自分を受け入れられないだけ。

なりたい事とやりたい事は違います

やりたい訳じゃないならならならなくてもいいし、出来るようになりたければなれるように努力をする。

そういう所も見えてきます。

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信用できない自分を見直す

人を信用できないと当然孤独を感じます。

味方がいないので、自分の心を許せる人もいなければ頼れる人もいないからです。

では、なぜ人を信用出来ないのでしょうか?

んー…信じてたのに裏切られたとかのトラウマがあるとか?

トラウマになるような決定的な出来事があるかないかは人によりますが、見離されて傷付けられてしまうのではないかという不安を抱えている感覚。

そして結局は自分の事も信用できていないという事。

自分はこんなだけと人に受け入れてもらいたいという期待と自信のなさからくるもの。

それなのに期待とは違い自分を否定して傷付けてくるかもしれないから信用できない。

そのため自分を信用できない人は人を信用することが出来ず理解者がいないと感じる為、孤独を感じます。

でも、自信がないなんて誰にでもありそうですけど?

そうですね、自分に自信がない部分があるのは当たり前の事ですね。

ダメな所があっても自分が好きなのかor自分を許せないのか、の違いです。

自分を許せないと、人に受け入れてほしくて依存的になったり人を信用できない事から孤独を感じます。

このように、結局は“自己肯定感”の部分に直面してしまうのですが、自己肯定感が低ければ孤独を感じやすいです。

私は自分を信用する努力が足りないと思って、自分が信用できる自分になれるように沢山努力をして分かった事があります。

自己肯定感を高める事を知らずに育ってしまっていただけで、自分が悪い訳ではありません。

自然と湧き出るように自分や他人を信用出来る人を見ました。

こんなに疑わずに過ごせるものなんだと初めて知りました。

これは残念ながら私には不可能な感覚な。

諦めと自分への非力さや無力さ残念さを感じてどんどん自分でいることがしんどくなります。

けれど、そこにばかり目を向けてはいられません、私には私の感覚がありその人達が知らない世界を知っているもの。

そして、この考えが自分の無力さ虚しさを受け入れた瞬間でもありました。

あなた自身に目を向けて、自分の持っているものを見ようとする事で広がる世界もあるという事です。

人と比べた時は優劣を無くしてみてください。

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まとめ

「一人ぼっちで楽しくない、変わらなきゃ」

孤独を受け入れられず自分が変わらなければならないと思ったから努力が出来ました。

そのお陰で変われたけど、自分を否定し続けていたからめちゃくちゃしんどい期間でした。

孤独を受け入れると自分自身に選択肢が増え、見えたものがありました。

自分にしか見えないものをどう表現していくか

私は孤独で悩むあなたに、この見えたもの感じたものを伝えようと思いました。

孤独を感じるのは自分に合わない環境に身を置いているのかもしれませんし、自分自身を否定しているからかもしれません。

その状況になってしまった事は自分が悪い訳ではありませんが、運の流れで孤独を感じる自分になってしまったのです。

自分が悪い訳ではありませんが、変わるには努力がいります、そして簡単ではありません。

そこを受け入れる所から前に進んで行くのだと思います。