自分を知りたい
自分を知らなきゃと思っている
中身を磨いてもっと落ち着きが欲しい
不安をコントロール出来るようになりたい
そんなあなたに読んでもらいたい記事です。
全ての人は感情で行動をしたり行動を抑えたりを選択しています。
考えて選択していても、もっと奥を辿れば感情を使って考えるという行動をしています。
人間として生まれたからには感情を無視する訳には行かないのです。
あなたも感情に突き動かされたり、感情で行動を制限する事がありませんか?
つまり「感情を制す者は人生を制す」と言っても過言では無いと思います。
今回は、自分の感情を細かく自覚する事で自分の内面が豊かになる話をしていきたいと思います。
目次
考えや行動に深みが出る
人は1日に何回選択しているかご存知ですか?
一説では人は1日に1000回以上の選択をするそうです。
朝起きるという選択や挨拶をするという選択。
実は、この細かな選択をする前にも必ず感情が存在します。
しかも、その湧き上がる感情は一つではなく、よくよく意識すると他の感情も混ざっています。
えぇ。そんなこと考えた事ありませんでした。
例えば朝起きた時。
まだ寝たいのに起きなければという“辛さ”
今日も仕事に行かなければいけない“うんざり”
2つの感情から「嫌悪感」という自覚をします。
ところが“辛さ”と“うんざり”の感情は自覚のないまま過ぎ去って「嫌だ」という大きなくくりのまま仕事に出掛けて行く人が殆どだと思います。
となると1日最低でも3000回程の感情を抱く事に。
多分もっと多い感情を抱いているのに、その殆どの感情に自覚が無いということになります。
これを大きなくくりの自覚のまま過ごしていくと、物事の捉え方が抽象的なまま過ぎていってしまうのです。
そこで、感情をもう少し深堀するとこれまでと違う思考回路を使うことになるので、自然と内面から自分に変化がおきはじめます。
感情を細かく自覚できた方が日常の捉え方が豊かになります。
日常にある小さな刺激をしっかりとした意味のあるものに感じれる事に気付けるはずです。
そして捉え方が豊かになる事で、自分自身の行動にも深みが出てくるようになります。
自己表現やコミュニケーションの質が上がる
感情の自覚が細かくなることで自分の表現の質も上がるようになります。
感情が細かくなる事で捉え方が変わるから表現が変わってくる事と、もう一つ別の理由もあります。
私が最近自覚した例では「人が話してるのに被せて説明する」時がありました。
普通の私の状態では基本こんな事しません。
人の言葉をさえぎってまで発言をするときは“言い訳”をしている時でした。
これ、私は言い訳のつもりがなくて自分の発言や行動に自信が無くて、相手に何を指摘されるか“不安”になった時にやる行動でした。
不安で焦ったときに、これかな?あれかな?思考が巡ってしまい相手の話を最後まで聞かずに口が先走ってしまいます。
その結果、見当違いな答えを口にしていたり、相手を喋らせないなどでコミュニケーションに弊害をきたしますよね。
これは格段にアウトプットの質が落ちています。
もしここで私が言い訳をしてしまう時の“不安”より前の感情を自覚するとどうでしょう。
不安の前にくるギクっとした“驚き”
ヤバいという“焦り”
なにも無く場が終わってほしいという“願望”
それらを自覚できれば、次にくるのが“不安”だと。
“不安”を自覚した時は既に相手の言葉を遮ってしまいます。
不安を自覚する前の感情に気が付けば、落ち着いた自分らしい受け答えが出来ます。
テンパるのが予防できるのなら練習してみたいです。
それは不安ですよね。
テンパる前の自分の感情を思い出してください。
またそんな場面があったときに感情の振り返りをして何を感じたか自覚してみてください。
“不安”のようなネガティブな感情を感じる時ほど自分がピンチになります。
自分を守るために、隠そうとしたり攻撃的になったりテンパったりする訳です。
それがアウトプットの質が下る原因になるのです。
そこで“不安”の前にくる感情。
“驚き”や“焦り”
“競争心”や“嫌悪感”や“心配”
などの感情を自覚して落ち着きを取り戻し、自分のよからぬ言動の予防ができる。
まずは、自分が感じている感情を受け入れる事。
自己表現やコミュニケーションは信頼関係に繋がる大切なもの。
自己コントロールの幅が広がり自分のアウトプットの質もあげられると言うことです。
今回の例で“不安”をあげましたが、何にでも使えます。
自分のアウトプットの質が下る前の感情を意識して生活してみてください。
感情のコントロールが出来て自分らしく良い判断が出来るようになりたいものです。
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心に残るのは感情
めちゃくちゃ幸せだった事。
めちゃくちゃ腹がたった事。
めちゃくちゃ苦労した事。
めちゃくちゃ楽しかった事。
感情が大きく動いた時って忘れられないのです。
意識的には忘れていても、ふと思い出す事はやはり感情が大きく奮えたこと。
物や出来事は一生残る訳ではありません。
思い出させてくれるのは、いつも感情です。
という事は“普通の日常”から細かな感情を自覚するようにするとどうでしょう?
日常で刺激を感じれるベースが上がる事になります。
「たかだか小さい感情」ですがこれまでと生活の色が変わります。
私は、不可解で面白い日常の色が付きました。
読んだ本にこんなような内容の話が書いてありました。
“死ぬ間際に一大決心でローンを組んで買った家の事を思いながら死ぬ人はいない”と。
確かにそうだなと思いました。
ローンを払う苦労や住んだ思い出の事を思い出すだろうなと。
だとすれば、高級腕時計も楽しいイベントも感情が奮える為のもの。
外からの刺激に偏るより、内側から心を震わせれるとそれらの物や思い出にもっと良い色が付くように思えますよね。
また、私は物に未練がなく容赦なく捨てるタイプ。
けれどやっぱり見て思い出す事があるものは大切にしまっています。
逆に、物が多い人は物で感情が動くから大切に思えて捨てられない。
物が無くなるという事は装備が無くなるという感覚なのかなと思いました。
ということは、みんな感情に動かされて無意識に感情が大切だと気付いているのにみんな無頓着なのです。
先日の私の話です。
職場の七夕イベントで同僚が「全ての欲が無くなりますように」と短冊に願いを書いていました。
人間の欲望がなくなって平和になりますように
というニュアンスで受け取ったので本人に「規模が大きい願い事やね」という話をしました。
「あれはね、私が欲深いから全ての欲が叶いますように、という意味なの」
と聞かされて、凄く感心しました。
思ってた意味と全然違ったのね。
「あんな表現ができるなんて天才!」と心底褒め称えて、数日間はその感動に浸れました(笑)
“全て”というのを“世界”とか“人間”とかのくくりで捉えていました。
まさか主語が自分だったとは。
私の視野の狭さが勉強になりました。
“感動”の前に“驚き”と“感心”を自覚をして
なぜ驚いて感心したのか細かく掘り下げると、こんな事からも学びに繋げる事もできるようになるのです。
しかもタダで。
しかも数日間褒め続けたので相手も気分良し(笑)
感情は、すぐに脳をジャックする(書籍)
私は感情を感じて表に出すのが凄く苦手だったからこうやって知りたい気持ちがありました。
そして見つけて読んだ本がめちゃくちゃ面白くて、凄く勉強になりました。
科学に基づいてとか、統計データによると、とかそういう本ではありません。
作者の経験に基づいて感情とはこういうものではないか、と述べてある本です。
私のブログもそのような形式の内容なので余計興味深く面白く読めたのかもしれません。
もちろん、作者が考察するのに使用した資料やデータなどの情報は乗っているので読み手もその情報を知ることが出来ます。
そのうちの1つに、感情が来るまえには必ず“驚き”がくるという内容の話題があります。
大きい驚きが来たほど次にくる感情も大きなものになります。
となれば、沢山驚きを感じれる人になれば人生や日常を豊かにできると分かります。
沢山驚けるような人になりたいものです。
(驚きに出向こうと思いました)
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代表的な感情について一つ一つ考察してある章もあります。
「嫉妬した時って辿るとこういうことだったのかー」と感じました。
つまり“嫉妬”した気持ちを受け入れて上手くアウトプットすることで、嫉妬心すらも味方につけれるという事です。
自分のアウトプットに不安があり自信がないそこのあなた
興味ある方は是非読んでみてください、面白かったです。
まとめ
心の豊かさは外側ではなく内側にある。
外見を磨くのと同じように、細やかにしなやかに内面に気を遣う事も大切になってきます。
日常の刺激を今よりも細かくキャッチできれば今よりもインプットが変わるので、必然的にアウトプットの質が良いものになります。
人は感情が大切だと言うことは、無意識にでも自分自身が気付いているので、自覚を増やす事でいい日常にできるはずです。
ありがとうございました。
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